AGAの悩みのきっかけは抜け毛の本数!AGAの仕組みを理解する
どうして抜け毛になるの?
AGAってそもそも何でしょうか?
テレビや雑誌、またはネットでもAGAというワードを目にすることが多くなりました。
もはや現代の悩みの代表例とも言えるのが、AGAかもしれません。
抜け毛や薄毛に悩む人口は年々増加傾向にあるとも言われています。
最近、抜け毛が増えてきたけど、自分自身はAGAなのか?どれくらいの本数が抜けていればAGAなの?
AGAって治るの?AGAってどういうものなの?
私自身もこのように悩んだ時期がありました。
誰に相談できるのではなく、一人で気持ちをふさぎ込んでいました。
まるでハゲ・薄毛といった病にかかったような気落ちになっていました。
抜け毛が増えていくと精神的に辛くなりますが、まず必要なことは抜け毛の仕組みを理解し、その対策をすることです。
AGAとは、男性型脱毛症のことを言います。
AGAの特徴は
- 男性特有の脱毛症
- 症状は生え際と頭頂部に目立つ
- 20歳前後から発症多い
- 1/3の男性がAGA
- AGAは進行性
年齢とともに男性ホルモンの影響により、髪の毛が抜けたりすることで薄毛になる原因と言われています。
おでこの生え際や頭の頭頂部の髪が抜けて薄毛になる症状が特徴的です。
年齢としては、20代から始まる人が多く、成人男性の3人に1人がAGAだそうです。
AGAは、放置して治るものではなく進行性のあるものなので、治療を施さなければ抜け毛は進みます。
男性型脱毛症(だんせいがただつもうしょう、androgenetic alopecia、androgenic alopecia、alopecia androgenitica、AGA)は、思春期以降に発症する進行性の脱毛症のことである。AGAの典型的な経過では脱毛はこめかみの上から始まり、生え際の後退により特徴的な「M字」パターンとなる。また、頭頂部の毛髪は細くなり、薄毛や禿髪となる。(訳注:androgenetic alopecia は字義通りに訳せば「男性ホルモン型脱毛症」となる。「男性型脱毛症」という訳はむしろ male-pattern baldness に近いが、日本での通例としてこの訳を用いた)
女性の場合には「女性男性型脱毛症」(Female AGA, FAGA)と呼ばれる。男性のパターンとは異なり生え際のラインは変わらずに頭頂部・前頭部を中心に頭部全体の毛髪が細くなる。完全な禿髪になることは稀である。
AGAは遺伝的な要素が大きく関わっており、男性ホルモンのジヒドロテストステロン(dihydrotestosterone, DHT)の作用によって引き起こされる。男性ホルモンは胎児期と思春期の男性生殖器の発達に重要であり、また男女ともに毛髪の成長と性欲に重要な働きを持つ。 AGAは、前立腺癌と深く関連している。
AGAの仕組みは?
AGAの原因を理解するには髪の毛のサイクルを知ろう
男性型脱毛症(AGA)の原因は、男性ホルモンのバランスの崩れということです。
人の髪の毛は、健全な状態でも自然と生え替わります。その周期は2年〜6年と言われています。
- 毛根から新たに産毛が生え
- 徐々に成長し
- 太く長くなり
- 抜ける→次のサイクルへ
このような流れです。
1本の周期が2年〜6年でこのサイクルを繰り返しますが、我々の頭には平均として約100万本の髪の毛があるとされています。一斉に抜けて生え替わるわけではなく、1日に40〜100本程度が抜け落ちるのは健全な状態と言えます。
AGA(男性型脱毛症)の仕組みは正常サイクルの
乱れが原因
男性型脱毛症(AGA)の特徴は、この数年かけて生え替わるサイクルが乱れることで表面化します。うぶ毛が生えてから、その後の成長途中過程で抜けてしまうのが、AGAの最大の特徴です。
簡単に言えば、ホルモンのバランスが崩れて、髪の毛が成長途中に抜け落ちてしまうということです。
新たに生える毛と太く長く成長する毛よりも、抜け落ちる毛の量の方が多くなれば、当然ながら全体の髪ボリュームは減ってしまいます。
そして結果的に、薄毛になるというわけです。
どうしてホルモンバランスが崩れるの?
男性ホルモンの一種「テストステロン」が、体内で分泌される「5αリダクターゼ」という酵素によって、AGAの原因とされる「DHT(ジヒドロテストロン)」となります。
この「DHT(ジヒドロテストロン)」が「アンドロゲンレセプター」という受容体にくっつくことで作用を発揮します。
つまりは、「DHT(ジヒドロテストロン)」が毛髪の成長を妨げる要因になってしまうのです。
「DHT(ジヒドロテストロン)」とは悪者か?
- この「DHT(ジヒドロテストロン)」は、男性胎児の外性器を形成する役割があるとされていますが、成人男性の身体に影響を与えるという意味では、前立腺肥大やニキビそして抜け毛に繋がるという指摘から【悪玉ホルモン】と表現されることがあります。
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血液中の男性ホルモン(テストステロン)が、前立腺組織に作用するのを抑える作用を持ちます。血液中のテストステロンが前立腺細胞に取り込まれると、5α還元酵素の作用によりジヒドロテストステロンに変換され、このジヒドロテストステロンが前立腺細胞の増殖に働きます。5α還元酵素阻害薬は、前立腺細胞の中でテストステロンをジヒドロテストステロンに変換する5α還元酵素の作用を抑えることにより、前立腺細胞の増殖を抑制し、その結果肥大した前立腺が縮小します。この薬を長期間服用することにより肥大した前立腺が縮小して、排尿困難の症状を改善します。
引用:旭化成ファーマ(株)
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「テストステロン」の作用は
どういうものがあるの? - スポーツ界の言葉でよく耳にするドーピングでも有名となったこの「テストステロン」は、筋肉の増大や骨格の発達に役立つとされています。
30歳あたりから減少すると言われており、個人差もあり減少が進むと更年期症状に繋がるケースもある。また20〜40代で「テストステロン」が低い場合は、糖尿やメタボリック症候群のリスクが増大するとのことです。 - 男性ホルモンの「テストステロン」の働きは次の通りです。
- ・男性性器の発育促進
- ・骨格や筋肉の成長促進
- ・性欲・性衝動の亢進
- など
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「5αリダクターゼ」のはたらきに
個人差はあるの? - 5αリダクターゼの分泌量は人によってちがいます。
- DHT(ジヒドロテストロン)がAGAを進行させると説明しましたが、形成する酵素である「5αリダクターゼ」の分泌量がAGA(男性型脱毛症)と関係しているのは言うまでもありません。分泌量が多ければAGAになりやすく、少なければAGAになりにくいと言えます。
- この「5αリダクターゼ」の分泌量は個人差があります。この分泌量は遺伝によって差があると言われています。遺伝により「5αリダクターゼ」が生成されやすい人はAGAになりやすい体質と言えます。
遺伝による「5αリダクターゼ」の量で
AGAが決まるの?
アンドロゲンレセプターという受容体が鍵になります。
【悪玉ホルモンDHT(ジヒドロテストロン)】がAGAの影響を与えるには、「アンドロゲンレセプター」という受容体とくっつくことが必要です。
ホルモン量の個人差があったとしても、DHTと受容体が結合しない限り影響はないとされています。ただ、結合のコントロールは自ら不可能です。
アンドロゲンレセプターの量が多い人、または悪玉ホルモンと受容体がくっつきやすい人はAGAになりやすい人として考えられます。
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まとめ
AGA(男性型脱毛症)について、解説とその仕組みをご紹介しました。
少し、専門的な内容もありますが髪を扱う専門店やAGAの窓口を設けている医院へ実際に出向くことでこれらのことを教えてもらうことができます。
「テストステロン」、「5αリダクターゼ」そして「DHT(ジヒドロテストロン)」のホルモンや酵素を理解することで、抜け毛のサイクルを把握することができました。 -
本来であれば6年維持し成長を促すはずの髪が、わずか数ヶ月の間で髪が育たないうちに抜けてしまう。しばらくしないうちに薄毛・抜け毛が目立つようになってしまうのがAGA(男性型脱毛症)です。自身に合った早期対策をしたいものですね。
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