抜け毛は何が原因で突然起こるのか?
検討すべき対応策の基本
突然起こる【抜け毛】、心の準備もなくある日突然シャンプーをした時に、いつもと違う量の抜け毛に「ハッ!」と驚き薄毛への始まりとなる方が多くおられます。
いったい何故?抜け毛になるのでしょうか?その原因をご紹介します。
抜け毛の原因は何なのか?
抜け毛の原因は何なのでしょうか?
少し前に悩んでいた頃、抜け毛や薄毛の原因を突き止めたくてインターネットで調べたり、専門医に聞くために医院を回ったりしていました。
人によって抜け毛には個人差がありますし、生活環境が違います。
そのような理由から抜け毛の原因を即座に特定するのは難しいと言われたのですが、自分自身に思い当たる原因や項目があるかもしれません。
もしいくつかの原因が自分に当てはまれば、直ぐにでも対応できるというものです。
まずは、抜け毛の原因となっている基本をお伝えします。
1、自然現象
人の髪が自然と生え替わるようになっているものとされています。
健康な状態でも1日あたり30〜100本程度は生え替わるために抜けて行くと言われています。生え替わりの周期としては3年〜6年という事です。時間をかけて新たな髪に生え替わるという事です。
髪は1日に0.2~0.4mm程度成長して伸びます。個人差はあるようですが、目安で言えば1ヶ月に1センチぐらいです。
参考まで人の髪の量は10万本程度といわれていて、1本あたり0.08mmの太さが日本人の平均値らしいです。
西洋人とは異なり、西洋人は0.05mmで12万本くらい密集した毛髪環境のようです。
2、加齢
年を重ねるとハゲになる、なんて話はザックリと言えば正解でもあり、原因とは言い切れません。少し細かい説明となりますが、加齢によるホルモンのバランスが影響するというのが正確です。
聞き慣れない言葉ですが、【ジヒドロテストステロン】〈DHT〉というのが抜け毛に影響を与えるということになります。従って年を重ねると、このDHTが抜け毛の原因となるのです。
3、遺伝
遺伝に関してはハッキリと申し上げるのが難しいです。正確には無関係ではないというところです。父親がハゲているとどう影響するのか?また、お爺さんがハゲていると関係するのか?については多少の影響はあるものの全てではないそうです。
私が専門医で聞いてきたところ「何割かの影響は受けます」というのが回答でした。
必ず影響を受けるものではないというのが結論です。
4、睡眠不足
睡眠に関しては、人の身体の全てに影響を及ぼす要素となります。睡眠をしっかりと取ることは身体のホルモンバランスへも影響を与えるので大切です。
睡眠時間をたっぷりと取ったら発毛するというわけではないものの、睡眠不足は抜け毛の原因の一要素として捉えましょう。
5、偏った食事
食事も睡眠と同様に、髪や頭皮に影響を与える要素としては大切です。頭皮に良くないとされる脂肪分などは毛穴の育毛環境の邪魔となるので、低脂肪でバランスのとれた食事に気を使いたいですね。
お酒(アルコール)の取りすぎは良くありません。頭皮の栄養へ回すべき「アミノ酸やビタミン」をアルコール分解に使ってしまうそうです。
6、ストレス
ストレスによる活性酸素は頭皮環境に悪影響となります。活性酸素は身体の細胞や組織を酸化させると言います。酸化すると様々な機能が衰えることになります。老化現象に繋がる活性酸素の原因であるストレスは、抜け毛に関しては大敵と言えます。
抜け毛の原因をチェックするため、毛根の確認を
抜け毛の原因を把握するためには、抜けた毛の毛根をチェックするのが有効です。
抜けた毛の毛根部分をしっかりと確認して、どのような状況で毛が抜け落ちたのかを認識します。
確認する内容は毛根の色や形、毛の量や成長度合いを見ていくのが良いでしょう。
1、良い毛根とは
健康な良い状態の毛根は、薄透明色で根っこの部分がぷっくりとしています。
健全な毛根は良くマッチ棒に例えられますが、毛根に艶があり毛先に向かって細く長く伸びている状態です。
2、悪い毛根
1)毛根に白い付着物
毛根に白くなった脂肪分のようなものがついている場合があります。皮脂が付着している場合などが考えられますが、皮脂の分泌量が多いと毛根のつまりの原因となりますので注意したいところです。
また、毛穴を清潔に保つためには整髪料やシャンプーの利用改善が求められます。しっかりとシャンプーなどは洗い流せているか?べったりと整髪料をつけ過ぎていないか?なるべく毛穴は清潔に保ちたいところです。
2)毛根が細い
健康な毛根の状態は「毛根部分がぷっくりと膨らんでいる」とご説明しましたが、毛根部分が細くなっている場合、血行が悪く毛乳頭への栄養不足が考えられます。
血行を促すよう対策を講じましょう。
3)毛根の先に小さな毛が生えている
毛根の先に別の幼い毛が付いている場合があります。その場合は、次に生え替わる幼い毛が一緒に抜け落ちていることが考えられます。
毛根箇所の乾燥やストレスによる抜け毛が考えられます。
4)毛根が黒い
毛根の部分が真っ黒(黒褐色)になっていることがあります。AGAや栄養不足などが考えられるそうですが、少しの刺激で抜けてしまう毛髪に多い状態と言えます。
抜け毛が大量の場合は、このパターンの事例が多いと思います。
5)毛根がギザギザ
毛根のかたちがギザギザになっていたり、形がイビツな場合は過度なダイエットやストレスによるケースが多いとのこと。また、ホルモンのバランスが崩れている場合も毛根がギザギザになるため、原因を頭皮に限定するのではなく他の原因も考えた方が良さそうです。
今すぐ出来る抜け毛の解決策は?
頭皮を清潔にキープする!
抜け毛の原因の解決策として、対策方法は1種類ではありません。
しかし、発毛育毛をする上で頭皮が綺麗に保たれていないと妨げになることは言うまでもありません。
しっかりと抜け毛を止めて、育毛するためにも頭皮に適したケアをしましょう。
頭皮環境をアミノ酸系のスカルプシャンプーで
清潔に【洗髪方法】
- シャンプーに入る前に38度程度のシャワーでしっかりと汚れをすすぎ落とします。
- 1〜2分間しっかりとお湯ですすぐ、これだけで汚れの70%は落ちるといいます。
- 次に片手のひらにシャンプーを500円玉程度の大きさくらい乗せて、両手でよーくあわ立てます。
- 頭髪の全体に行きわたるように泡だてたシャンプーを馴染ませて、優しくマッサージをするように撫で洗いをします。
- 注意事項として、爪を立てたり、ゴシゴシと強くこするのはNGです。
- 一回お湯でシャンプーを流します。
- もう一度、同じ手順でシャンプーを手に取り、2度目の洗髪を行います。
頭皮環境を清潔に保つために【風呂上がり】
- 髪を乾いたタオルで軽く抑えます、これを繰り返します。
- タオルでゴシゴシ拭いてはいけません。
- 水滴が落ちない状態になったら、ドライヤーで丁寧に乾かします。
- ドライヤーは30センチ程度離してあてます。時間をかけて9割くらい乾燥させた後はドライヤーの冷風で熱気を飛ばして終了です。
- ドライヤーをせずに自然乾燥をする方がいますが、NGです。頭皮に雑菌が止まらないためにもドライヤーでの乾燥は行いましょう。
頭皮環境を元気に活性化するために【育毛剤】
- 説明書きにある通り、規定の量を塗布しましょう。
- 部分的に偏ることなく全体に塗布します。
塗布する時間帯は出来るだけ同じ時間に習慣化しましょう。 - 塗布する時間帯は出来るだけ同じ時間に習慣化しましょう。
まとめ(抜け毛対策はここからがスタート)
抜け毛の原因についてご紹介させていただきましたがいかがでしたか?
原因の究明をしっかりとすることで、自分の納得感が出てくると思います。
私自身もたくさんの専門店や医院で原因を聞くことで、次に何をすれば良いのか計画が立てやすくなります。
しっかりとケアしながら、抜け毛対策を頑張って行きましょう。
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